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2007年04月21日

動悸・頻脈

 更年期に出やすい症状として、理由もなく起こる動悸(胸がドキドキする)や頻脈(脈拍が早くなる)があります。また、少しの運動で息切れを感じる場合もあったり、酸素を多く吸い込んでしまう過呼吸が現れる人もいます。過呼吸症候群になったことがある人などにこういった症状が現れるケースが多いようです。こうした症状が起きるのは、心臓などの働きに関わる自律神経の乱れによってくるものだとされています。悩んでいたり、緊張をしたりしても起きる場合があります。  対処法としては、発作が起きたら慌てずに深呼吸をして気持ちを静かに落ち着けるのも方法です。過労やストレスなどによっても発作が出やすいので、充分に体を休めたり、気分をリフレッシュさせることもいいでしょう。気持ちを落ち着かせる音楽やアロマテラピーなどで、気持ちを落ち着かせることも大切です。カフェインの多い食品は控えるのもいいでしょう。太りぎみの方は体重を減らすことで、改善することもあります。ほてりや多汗などの症状はあまり見られないが、気持ちに余裕がなかったり、ストレスが強い場合には精神神経科での診察を受けるのもいいでしょう。カウンセリングや自律訓練法の指導などをうけることで、症状が改善する場合もあるようです。  動悸や頻脈は貧血で起こることもありますが、持病として高血圧や高脂血症、勝糖尿病による動脈硬化などを持っている場合には狭心症などの心臓病につながる可能性もあるので注意が必要です。念のために病院で検査を受けておくのもいいでしょう。

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2007年04月19日

手足や腰の冷え

 女性には手足や腰の冷えなどといった冷え症に悩まされる方が多くいます。冷えは更年期に限りませんが、この時期になると症状が悪化する人がいたり、以前はなかったのに冷えを感じたりするようになる人もいます。また「冷えのぼせ」といわれる症状も更年期に多く見られます。顔や首、肩や胸などがのぼせてほてっているのに、足は冷たいままというおかしな状態です。これは血管運動神経がバランスを乱すために、心臓に近い上半身はほてり、手足などの部位が冷えてしまうことが原因です。  冷えの症状の対処には、ホルモン療法や漢方薬による治療は効果が高いようです。個人でもできる方法なら、マッサージや温灸、指圧などもあります。また、入浴時などにゆるめのお湯にゆっくり入ったり、ウォーキングやストレッチなども全身の血行をよくする効果があり、冷えをやわらげてくれるのでやってみるのも方法です。予防として身体を締め付けない下着をつけることもいいでしょう。  女性の多くが興味を持つダイエットのやり方で、冷えをひどくしてしまうことがあります。栄養が足りなくなると全身が冷えぎみになることがあるからです。たんぱく質を充分とり、貧血のある人は鉄分や緑黄色野菜をしっかりとることも必要です。またビタミンEには血行をよくする効果があるので、ごまなどのビタミンEを多く含む食品とるのもいいでしょう。  冷えは時々、レイノー病という血行障害を起こすこともあるので、手足に強い冷えを感じて肌が白っぽくなっているときには注意が必要です。

2007年04月18日

ほてり・のぼせ・多汗

 エストロゲンの減少で起きてしまう更年期の症状として、ホットフラッシュと呼ばれるものがあります。ホットフラッシュの特徴は、何のきっかけもないのに突然首や顔がほてったり、ぼうっとのぼせたりすることです。胸の動機や汗をびっしょりかいたりすることもまれではありません。大きなタオルが必要になるほどの人もいます。  ホットフラッシュの症状はいきなり起きてしまうので、最初は気分が落ち着かない、人前だと余計に緊張してしまうと訴える人も多く、夜中に症状が出て不眠になる人もいます。ですが、その頻度は個人差があり、数分おきの人もいれば、一日に数回、または一週間に数回といったばらつきがあるようです。このホットフラッシュの症状で更年期を感じる人も多く、程度の差こそはあれ、閉経前後の60~70パーセント前後の女性にこの症状が出るとも言われています。  ホットフラッシュが起きる原因は、自律神経の乱れによる皮膚にある抹消血管をコントロールする運動神経の異常だと言われています。そのため対処法としては、ホルモン補充療法の効果が高く、一週間から四週間程度で症状が改善するケースが多いようです。また自分でもできる対策もいろいろとあります。大きな腹式呼吸は交感神経をやわらげるので、症状の出始めにするとホットフラッシュが軽くなることもあります。他にも着脱のしやすい衣服を身に着けたり、時間に余裕をもってスケジュールを行うなどもいいでしょう。 注意しなければならないのは甲状腺や心臓、高血圧といった病気でも同様の症状が起こるので、検査を受けておくことをオススメします。

2007年04月15日

更年期における症状の特徴

 人生における転換点でもある更年期には、心に悩みを抱えることや、閉経などが迫ってくることもあり、様々な身体の不調を訴える人が多いようです。そんな更年期の症状の中でも代表的なものが自律神経系の失調と言えるでしょう。こうした症状が起こる主な原因は女性ホルモンであるエストロゲンが、更年期にさしかかると減少が大きくなるためです。エストロゲンは皮膚や骨の代謝、性器などに関わる女性ホルモンであるほか、自律神経系にも及ぼす影響が大きいために自律神経がかかわる部位でいろんな症状を起こすことが考えられます。また、更年期にはもう一つ大きな特徴があります。それは不定愁訴と呼ばれるもので、検査をしても身体には異常が見つからないのに、身体の調子が思わしくない、機能的な異常を自分で感じるといったものです。以前は精神的なものだと考えられていましたが、現在は不定愁訴として認知されてきました。  自律神経系の失調と不定愁訴。この二つが更年期における特徴ですが、更年期では他にも様々な症状が起こりうる可能性があります。それは女性ホルモンの減少だけが影響しているわけではなく、加齢がもたらす身体への影響や、生活習慣のひずみなども関係していることがあるからです。更年期障害は女性になら誰に起きてもおかしくない症状ですが、他の病気のサインと似た症状である場合も多いので注意が必要です。周りに自分と同じような症状を持つ人がいても、更年期のせいだと勝手に判断するのは危険です。症状が気になる時は、内科医や婦人科医で検査をしてもらい、きちんとした診断を受けるほうがいいでしょう。